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業務内容

1.農薬連絡試験

農薬連絡試験は九州地区において問題となっている病害虫を対象に、会員から依頼された防除薬剤(天敵農薬も含め)の効果的使用法の開発を目的に試験を県等の試験研究機関に依頼するものです。本試験では試験課題毎に設けた「主査」が大きな役割を果たします。設計会議においては主査設計を提案し、各実施機関はこれをベースにそれぞれの現場の実情に即した個別設計を作成し主査の同意のもと試験を実施します。得られた結果は試験実施機関の担当者や会員企業の技術者等が参集した成績検討会では主査が中心となり議論を展開しブラッシュアップされたものが「成績書」としてホームページ内の「会員様専用ページ」に掲載されます。また、主査は担当した試験課題終了後に全ての成績を総括し、一連の試験から成果を「主査総括」として取りまとめます。これも会員様専用ページ」に掲載しております。

2.技術研修会、講話会等の開催

会員(試験研究機関)並びに賛助会員(民間企業団体)
 農薬連絡試験の担当者および会員企業の技術者等を対象にした技術研修会を実施しております。現在は、果樹・茶樹部門で年1回、九州各県持ち回りで現地研修や講師を招いた講演会を開催しています。今後は野菜、普通作部門も含めた新たな技術研修会に改変する予定です。

 また、各分野から講師を招いて創立記念講話会を開催しております。講話会は公開で、最新の病害虫防除に関する話題等の講話を会員のみならず病害虫防除に関連する国公立試験研究機関、大学等の関係者にも提供しています。

3.連絡試験成果集の出版・配布

病害虫防除技術の最前線 連絡試験成果集
不定期ではありますが、毎年の農薬連絡試験の成績の中から特に良い結果が得られた事例を数年分取りまとめ、「連絡試験成果集」として刊行しています。「連絡試験成果集」は会員および関係試験研究機関に配布する他、創立記念講話会の場等で公開し希望する植物防疫関係者に無料で配布することにより本会事業で得られた成果のさらなる普及に努めております。

4.九防協年報

九防協年報

 本会の活動実績等を「年報」として毎年ホームページ上で公開しております。「年報」には、創立記念講話会における講演要旨や技術研修会の様子なども掲載しており、諸事業の内容をみることができます。

   

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